キューバ

キューバを走るクラシックカーは
米国との国交回復によって消えていくのか?

1959年の革命によって社会主義国となったキューバは米国からの経済制裁を受けて文明化がスピードダウン。 自動車輸入が途絶えたことで皮肉にも最もアメリカらしい車たちが半世紀を超えて走り続けることになりました。その結果、カラフルな「アメ車」が彩るノスタルジックな光景を見ようと世界中からトラベラーが集まる観光が貴重な産業に。ところが2015年に発表されたキューバとアメリカの国交回復によって市場経済の導入が決定し自動車産業にも変化の可能性が出てきました。コロニアルなビルが建ち並ぶ街並みの背景も含めてキューバのクラシックカーは見納めか?と噂されていますが…



 世界見聞LOG 

旅人なら誰もが楽しめる
フォトッジェニックなクラシックカーの楽園

 

流線型のボディが美しい #クラシックカー #キューバ #ハバナ #トラベルプラネット #世界見聞LOG #旅PAPA

TRAVEL PLANETさん(@travelplanet.jp)が投稿した写真 -

 

免許取得後10数台の車を乗り継ぎ、その中には2台のアメ車も含まれていたカーマニアの僕にとってキューバは訪れてみたかった国のひとつ。ただし、写真でよく見る原色のオールドカーの数々は観光用に演出された特定エリアのアトラクションのようなものだと思っていました。ところがキューバへ旅して驚いたのはそれらが観光向けだけでなく、一般の人々の生活の足としても現役で活躍していたこと。それは首都ハバナだけでなく観光名所を求めて転々としたビニャーレスやトリニダー、シエンフエゴス、サンタクララといった街々でも同様でした。

まさに「クラシックカーの楽園」と呼べるのがキューバだったのですが、その楽しみ方を3つのポイントでまとめてみましょう。


 

(1)絵になる車をひたすら撮る

 

街中に溢れる名車たち #クラシックカー #キューバ #ハバナ #トラベルプラネット #世界見聞LOG #旅PAPA

TRAVEL PLANETさん(@travelplanet.jp)が投稿した写真 -

 

比較的安く購入できるようになった一眼レフカメラや高性能スマートフォンのカメラ機能によって、今や「旅人は誰でもカメラマン」の時代。旅先で写真を撮らない人など殆どいないと思いますが、そこにフォトジェニックな撮影対象があるか否かで行動パターンは大違いです。他国で道行く車を次々と写真に収めることなどあり得ませんが、キューバでは野辺に咲く花を撮影するように次々とシャッターを切ってしまいます。大量の写真を帰国後にパソコンに移して見直してみると、それはまるで自作の「クラシックカー図鑑」。ひたすら撮影した色とりどりの車の数だけ、キューバ旅行の思い出は鮮やかなものになります。


 

(2)クラシックカーに乗ってドライブ

 

オープンカーで夜のドライブ #クラシックカー #キューバ #ハバナ #トラベルプラネット #世界見聞LOG #旅PAPA

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写真を撮るだけでも楽しいクラシックカーですが、やはり実際の乗車体験なくしてキューバの旅を語ることはできません。おすすめはオープンタイプのタクシーに乗って繰り出す湾岸ドライブで、夕暮れ時の出発が最高。旧式エンジンの轟音が暑い日中のテンションを持続させてくれつつも、吹き込む心地良い風が少し火照った身体を冷ましてくれます。キューバの地元ガイドに任せると乗り付けてくれたのはハバナの高台にあるローカル御用達のレストラン。VIP気分で降車した際に眼下に広がる夜景をバックにクラシックカーを入れて記念撮影をしておけばよっかたのですが…


 

(3)クラシックカーの背景に流れる歴史に触れる

 

現役T型フォード #クラシックカー #キューバ #トリニダ #トラベルプラネット #世界見聞LOG #旅PAPA

TRAVEL PLANETさん(@travelplanet.jp)が投稿した写真 -

 

石畳の街並みが風情のあるトリニダーで発見したひときわ渋いクラシックカーが真っ赤な「T型フォード」。かのヘンリー・フォードが1908年に誰にも乗れる安価な大衆車として世に出したのがこの車で1927年まで生産された幻の名車です。それが無造作に駐車されているのも驚きですが、考えてみるとキューバ革命から遡ること30年以上前の車は歴史遺産的価値があるはずでさらに驚き。この車をしげしげと見た後に他のクラシックカーを見ると新しさを感じるから不思議なものです。キューバのクラシックカーが旅人の心を捉えるのは、走ってきた20世紀という時代を感じさせてくれるからなのしょう。


 

豊かな時間に出会った旅人の心の中で
クラシックカーは消えることなく走り続ける

 

オールドカーと馬車 #クラシックカー #キューバ #トリニダ #トラベルプラネット #世界見聞LOG #旅PAPA

TRAVEL PLANETさん(@travelplanet.jp)が投稿した写真 -

 

市場経済の登場によって最新式の自動車が入りクラシックカーがその姿を消してしまうから今のうちにキューバへ行こう!そんな風評がネット上に蔓延していますが、キューバという国はそんな文明サイドの短絡的発想を裏切ってくれるような気がします。この写真はトリニダー郊外で大きな轍(わだち)に前輪を落として立ち往生している車を撮った一枚。面白いことに途方にくれるオーナーの横を反対側からやってきた馬車がマイペースで走り去っていきました。この車が脱出できないまま放置されるならキューバからクラシックカーが消えることはないな…そんな思いが浮かんできたシーンです。 多分キューバの魅力はこんな光景の背後に流れている僕たちが失ってしまった「豊かな時間」なのでしょう。 1世紀近く前のT型フォードさえ現役で走るキューバから、そう簡単にクラシックカーが姿を消すことはないはず。仮に少しずつ姿を消していくとしても、キューバに魅せられた旅人の心の中では永遠に現役で走り続けるのです。                              

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江藤誠晃 TOMOAKI ETO : TRAVEL PLANET NAVIGATOR
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