2023年から内容を変更して再開した全国旅行支援。
内容変更により、一番多く混乱を招いているのが「地域クーポン」の電子化です。
2022年は一部の都道府県を除き、紙クーポンが主体でしたが、2023年からは全国共通で電子クーポンに変更。
さらに、電子クーポンの「もらい方」や「使い方」などは全国統一されていないため、旅行者だけでなく宿泊施設も困惑状態です。
そこで当ページでは、混乱を少しでも軽減すべく、全国旅行支援の電子クーポンについて詳細をまとめています。
全国旅行支援の電子クーポンは3パターンに分類
全国旅行支援の電子クーポンは、各都道府県ごとに対応が異なります。
大きく分けて下の3つです。
- region PAYアプリを導入している
- STAYNAVIを導入している
- 独自の受取サイトを導入している
各都道府県がどれに該当するのか?特徴や使い方、必要なものなどをそれぞれ解説します。
①:region PAYアプリを利用し地域クーポンを使うケース
- QRコードが読み込めるスマートフォン等
- region PAYアプリ
※スマホが無いまたは使えない場合は紙クーポン選択可
地域クーポンの電子化をスマートフォンアプリ「region PAY」を利用するパターンです。
予約方法問わず、必ず「region PAY」アプリが必要です。
region PAYアプリを導入しているのは26都道府県
エリア | 都道府県 |
北海道 東北 | 岩手 |
関東 | 茨城|群馬|栃木|千葉|東京|神奈川 |
甲信越 北陸 | 新潟|山梨 |
東海 | 静岡|三重 |
近畿 | 滋賀|大阪|奈良|和歌山 |
中国 | 広島|島根|山口 |
四国 | 徳島 |
九州 沖縄 | 福岡|佐賀|長崎|熊本|宮崎|鹿児島|沖縄 |
region PAYアプリ版 地域クーポンの受け取り方
- 「region PAY」アプリをスマホ等でインストール(旅行前までに自分で行う)
- 新規会員登録(旅行前までに自分で行う)
- ログイン(旅行前までに自分で行う)
- 利用する地域を追加(旅行前までに自分で行う)
- 宿泊施設または旅行会社で配布されるQRコードをスキャンしてチャージ(旅行当日行う)
region PAYアプリで地域クーポンを受け取る手順は上記のとおり。
スマートフォン等で「region PAY」アプリのインストールと「会員登録」「利用地域の追加」手続きが必要です。
チェックイン時や旅行当日にインストール・会員登録することもできますが、カウンターなどで行うと行列の原因になり、宿泊施設に迷惑をかけてしまうため、事前に行っておきましょう。
宿泊旅行の場合はチェックイン時に受け取る
宿泊の場合、チェックイン時にQRコードが記載された地域クーポンの台紙が宿のスタッフから配布されます。
配布された後、region PAYアプリを開き、QRコードを読み込んでチャージします。
日帰り旅行の場合は出発時に受け取る
日帰り旅行の場合、出発時または現地集合時にQRコードが記載された地域クーポンの台紙が添乗員等の旅行事業者スタッフから配布されます。
配布された後、region PAYアプリを開き、QRコードを読み込んでチャージします。
region PAYアプリのインストールは下のリンクからできます。
region PAYアプリ:iPhone用|Android用
region PAYアプリ版 地域クーポンの使い方
- 利用する店舗に設置のQRコードをスキャン
- 金額を入力して支払う
region PAYアプリで地域クーポンを使う手順は上記のとおり。
宿泊旅行の場合も日帰り旅行の場合も使い方は同じ。
PayPayの「バーコードをスキャンして支払う」方法をイメージいただけるとわかりやすいです。
region PAYアプリの登録方法や使い方などは、おばあちゃんでも分かるように下の記事で図解付きで解説しています。
>> 【全国旅行支援用】region PAYアプリの使い方と注意点
②:STAYNAVIを利用し地域クーポンを使うケース
- QRコードが読み込めるスマートフォン等
※スマホが無いまたは使えない場合は紙クーポン選択可
地域クーポンの電子化をwebサービス「STAYNAVI」を利用するパターンです。
予約方法問わず、アプリのインストールは必要ありません。
STAYNAVIを導入しているのは3道県
STAYNAVI版 地域クーポンの受け取り方
- 旅行予約後に「STAYNAVI」で地域限定クーポンの申請登録(旅行前までに自分で行う)
- 宿泊施設チェックイン時に配布されるQRコードをスキャンしてチャージ(旅行当日行う)
STAYNAVIで地域クーポンを受け取る手順は上記のとおり。
旅行前に申請登録手続きが必要です。
チェックイン時や旅行当日の申請登録不可。
申請登録しない場合、宿泊割引の適用もなくなることがあるため、事前に行っておきましょう。
宿泊旅行の場合はチェックイン時に受け取る
受け取る方法が2つあります。
①:チェックイン後、STAYNAVIに登録したメールアドレスに地域限定クーポンが配布された旨の案内メールが届くケース
STAYNAVIのマイページに自動でクーポンがチャージされます。
②:チェックイン時、QRコードが記載された地域クーポンの台紙が宿のスタッフから配布されるケース
配布された後、STAYNAVIマイページのQRコードリーダーで、QRコードを読み込んでチャージします。
日帰り旅行の場合は出発時に受け取る
受け取る方法は1つです。
旅行当日、QRコードが記載された地域クーポンの台紙を添乗員等から配布されます。
配布された後、STAYNAVIマイページのQRコードリーダーで、QRコードを読み込んでチャージします。
STAYNAVIの申請登録は下のリンクからできます。
③:独自の受取サイトを利用し地域クーポンを使うケース
- QRコードが読み込めるスマートフォン等
- 一部県は専用アプリのインストール
※スマホが無いまたは使えない場合は紙クーポン選択可
地域クーポンの電子化を独自の受取サイトを利用するパターンです。
予約方法問わず、一部の都道府県を除き、専用アプリのインストールは必要ありません。
独自の受取サイト版 地域クーポンの受け取り方
- 宿泊施設または旅行会社で配布される電子クーポン受取カードのQRコードをスキャン(旅行当日行う)
- 電子クーポン受取カード表面のスクラッチを削り記載されているアクセスキーを受取サイトに入力(旅行当日行う)
- 電子クーポンがチャージされる(旅行当日行う)
各都道府県が用意している「独自の受取サイト」で地域クーポンを受け取る手順は上記のとおり。
旅行前に行うことはありません。
チェックイン時にスマホ等の充電が切れないようにしておくと安心。
宿泊旅行の場合はチェックイン時に受け取る
宿泊の場合、チェックイン時にQRコードが記載された電子クーポン受取カードの台紙が宿のスタッフから配布されます。
配布された後、QRコードを読み込んで受取サイトを開きチャージします。
日帰り旅行の場合は出発時に受け取る
日帰り旅行の場合、出発時または現地集合時にQRコードが記載された電子クーポン受取カードの台紙が添乗員等の旅行事業者スタッフから配布されます。
配布された後、QRコードを読み込んで受取サイトを開きチャージします。
独自の受取サイト版 地域クーポンの使い方
- 利用する店舗に設置のQRコードをスキャン
- 金額を入力して支払う
独自の受取サイトで地域クーポンを使う手順は上記のとおり。
宿泊旅行の場合も日帰り旅行の場合も使い方は同じ。
PayPayの「バーコードをスキャンして支払う」方法をイメージいただけるとわかりやすいです。
独自の受取サイトを用意している各都道府県の電子クーポンの使い方マニュアルは下のリンクで確認できます。
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