アメリカ(ハワイや米国での乗り継ぎを含む)へ観光や短期の商用で行く時に要る ESTA(エスタ)の申請を、米国税関・国境取締局(CBP)の公式サイトの画面の順にまとめます。
- 申請先は公式サイト esta.cbp.dhs.gov か公式アプリ「ESTA Mobile」だけ。検索結果の広告に出る代行サイトは、公式の料金に代行料が乗る
- 料金は1回の申請で40.62ドル(2026年10月16日に40.27ドルから改定)。拒否された時も審査の分の10.62ドルはかかる
- 渡米日の72時間以上前の申請を在日米国大使館が強く勧めている。航空券を予約した時に申請しておくのが確実
- 要るものはIC旅券、メールアドレス、自撮り写真、クレジットカード・デビットカードかPayPal。記入は平均23分
- 有効期限は承認日から2年か、パスポートの有効期限の早い方。パスポートを替えたら ESTA も新しく申請し直す
ESTA の申請 早わかり表

申請の前に知っておきたいことを1枚にまとめました。数字はすべて公式サイトの記載です。
| 項目 | 内容 | 詳しい節 |
|---|---|---|
| 申請先 | 公式サイト esta.cbp.dhs.gov、または公式アプリ「ESTA Mobile」(iOS・Android) | 申請の手順 |
| 料金 | 1回の申請で40.62ドル(2026年10月16日から) | 料金 |
| いつまでに | 渡米日の72時間以上前を強く推奨。航空券の予約時の申請がよい | よくある質問 |
| 有効期限 | 承認日から2年、またはパスポートの有効期限の早い方 | 有効期限 |
| 1回の滞在 | 90日まで。期間中は何回でも入国できる | 要る人 |
| 要るもの | IC旅券・メールアドレス・自撮り写真・カードかPayPal・連絡先・勤務先 | そろえるもの |
| 記入の時間 | 平均約23分(公式サイトの案内) | 申請の手順 |
| 結果 | 「認証を承認」「渡航未承認」「認証保留」の3つ | 結果の見方 |
ESTA は米国の制度で、申請も審査も米国政府のサイトで行います。申請先のアドレスは esta.cbp.dhs.gov だけで、よく似た名前のサイトは公式ではありません(見分け方はこちら)。
出典:ESTA 公式サイト(米国税関・国境取締局)・在日米国大使館「ESTA(エスタ)申請」(2026年10月17日確認)
ESTA が必要な人・要らない人

日本国籍の人は米国の「ビザ免除プログラム」の対象で、条件を満たせばビザなしで渡米できます。その代わりに、飛行機や船に乗る前に ESTA の承認を受けておく必要があります。
| あてはまる人 | ESTA | 補足 |
|---|---|---|
| 観光・短期の商用で90日以内の滞在 | 要る | ハワイも同じ。プエルトリコ・米領ヴァージン諸島へ行く時も要る |
| 米国で乗り継ぐだけ | 要る | 申請で「他の国への乗り継ぎのためですか?」に「はい」 |
| 子ども・赤ちゃん | 要る | 年齢に関わらず1人ずつ。本人のパスポートが要る |
| 有効な米国ビザを持っている | 要らない | ビザの目的で渡航する |
| グアム・サイパンなど北マリアナ諸島だけ | ETAで行くなら要らない | 「GUAM-CNMI ETA」で45日以内。ESTA で行くこともできる |
| 90日を超える・留学・就労 | 使えない | 米国大使館・領事館でビザを申請 |
| 2011年3月1日以降にイラン・イラク・北朝鮮・スーダン・シリア・リビア・ソマリア・イエメンへ渡航・滞在した | 使えない | 公務の特例を除きビザが要る |
| 2021年1月12日以降にキューバへ渡航・滞在した | 使えない | ビザが要る。該当国との二重国籍の人も同じ |
パスポートは IC 旅券(顔写真のページに機械読み取りの欄があり、IC チップが入ったもの)である必要があります。在日米国大使館の案内では、日本国籍のパスポートは米国に入国する日から日本に帰国するまで有効であれば足ります。
グアム・北マリアナ諸島の ETA は、外務省の案内で申請料は無料(2024年10月1日現在)、搭乗の7日前までの申請が勧められています。米国本土やハワイへ回るなら ESTA が要ります。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問・在日米国大使館「ESTA(エスタ)申請」・外務省「ビザ免除プログラムを利用した米国への渡航」(2026年10月17日確認)
申請の前にそろえるもの

入力の途中で止まらないよう、次のものを手元にそろえてから始めます。
- IC旅券(パスポート)。顔写真のページを撮影して読み込ませる
- メールアドレス。4桁の確認コードと申請番号が届く
- 自撮り写真。白かオフホワイトの無地の背景で、正面から撮ったもの
- 支払い手段。マスターカード・VISA・アメリカン・エキスプレス・ディスカバー(JCB・ダイナースクラブ)のクレジットカードかデビットカード、または PayPal
- 日本の住所・電話番号と、緊急連絡先
- 勤務先の名前・住所・電話番号(勤め先がある人)
- 両親の名前(ローマ字)
- 米国での滞在先。決まっていなければホテル名や訪問予定地でよい
自撮り写真には細かい決まりがあります。公式サイトの画面に出る要件を表にしました。
| 自撮り写真の決まり | 内容 |
|---|---|
| 背景 | 影・模様・線のない白かオフホワイトの無地 |
| 写り方 | カメラに正面から向き、顔全体と頭・肩だけを写す。表情はニュートラルで両目を開く |
| 外すもの | メガネ・サングラス・帽子・マスク。宗教・医療上の理由を除き頭を覆うものも不可 |
| 加工 | フィルターや編集は不可。スクリーンショットやコピーも不可 |
| パスポートの写真 | パスポートの写真と同じ写真を出すと申請は取り消される。家族が代わりに申請する時も、本人の自撮り写真を使う |
ソーシャルメディアの質問は任意で、答えなくても申請できます。
パスポートを持っていない人はパスポートの新規申請、有効期限が近い人はパスポートの切替更新を先に。窓口は都道府県のパスポート窓口、全体の流れはパスポートの申請まとめにあります。パスポートを替えると ESTA も申請し直しになるので、順番はパスポートが先です。
出典:ESTA 公式サイト(米国税関・国境取締局)・ESTA 公式サイトのよくある質問(2026年10月17日確認)
公式サイトで申請する手順

公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)は右上の「言語の変換」で日本語にできます。画面の順に進めると、次の流れです。
- トップの「新規に申請を作成」から「個人による申請」を選ぶ(家族などまとめて申請する時は「グループによる申請」)
- セキュリティに関する通告と免責事項を読んで同意する
- 「旅券をアップロード」で、パスポートの顔写真のページを撮影するか画像(gif・png・jpg・jpeg)を選ぶ。氏名・生年月日・旅券番号が読み取られるので、間違いがないか確かめる
- 「自撮り写真をアップロード」で、本人の顔写真を撮るか選ぶ
- 申請者の情報を入れ、メールアドレスに届いた4桁のコードで確認する。このあとメールで届く申請番号を控えておく
- 連絡先・勤務先・米国の滞在先・緊急連絡先と、適格性に関する9つの質問(はい・いいえ)に答える
- 確認の画面(ステップ6)で回答を見直し、直す所は「編集」で直す
- 支払いの画面(ステップ7)で免責事項にチェックを入れ、「今すぐ支払い」から支払う
支払いが終わると結果が画面に出ます。すぐに判定が出ない時は「認証保留」になり、後でステータス確認から結果を見ます(結果の見方)。
家族やグループでまとめて申請する
「グループによる申請」では、代表の連絡担当者(姓・名・生年月日・メールアドレス)を決めてから、1人ずつ申請を足します。1回の支払いで50件まで払えます。全員の申請がそろわないと支払いに進めず、グループを作って7日を過ぎると申請とグループIDにアクセスできなくなります。グループで出しても、承認は1人ずつです。
アプリ「ESTA Mobile」で申請する
公式アプリ「ESTA Mobile」は2023年6月から使えるようになりました(外務省の案内)。App Store・Google Play で「US ESTA」と検索すると出てきます。スマートフォンのカメラでパスポートと自撮り写真をそのまま撮れるので、パソコンが無い人に向いています。アプリでも料金と審査は同じです。
途中で止めた・支払いを後にした
「保存して終了」で途中まで保存できますが、7日以内に出さないと申請は消えます。支払いも、申請を送ってから7日以内なら後からできます。続きは、トップの「既存の申請を続行する」から、パスポート番号・生年月日・申請番号を入れて開きます。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問・外務省「ビザ免除プログラムを利用した米国への渡航」(2026年10月17日確認)
ESTA の料金はいくら?

1回の申請で40.62ドルです。公式サイトの案内では、料金は「申請の処理」と「承認された時」の2つに分かれています。
| 内訳 | 金額 | かかる時 |
|---|---|---|
| 申請の処理の手数料 | 10.62ドル | 申請した人全員(拒否されてもかかる) |
| 承認の手数料(旅行促進17ドル+一般基金13ドル) | 30ドル | 承認された時だけ |
| 合計 | 40.62ドル | 承認された時 |
料金は2026年10月16日に40.27ドルから40.62ドルに改定されました(公式サイトのよくある質問)。外務省のページ(2026年6月23日の版)は「2026年1月1日以降 40.27米ドル」のままなので、ほかのサイトでも40.27ドルや40ドルと書かれていることがあります。払う金額は、申請の時に公式サイトの支払いの画面に出る額です。
すでに承認された ESTA を持っている人は、有効期限の内なら払い直す必要はありません。新しく申請する時から40.62ドルになります。
支払いはドル建てで、カード会社の為替の手数料は別です。CBP はカード会社や PayPal の追加の手数料には責任を持たない、と書いています。
出典:ESTA 公式サイト(米国税関・国境取締局)・ESTA 公式サイトのよくある質問・外務省「ビザ免除プログラムを利用した米国への渡航」(2026年10月17日確認)
公式サイトと代行サイトの見分け方

「ESTA 申請」と検索すると、結果のいちばん上の「スポンサー」の欄に、公式ではない申請代行サイトの広告が出ることがあります(2026年10月17日に Google で確認)。在日米国大使館も外務省も、申請手数料を上乗せする模倣サイトに注意するよう呼びかけています。
| 見るところ | 公式 | 代行サイト・偽物の疑い |
|---|---|---|
| アドレス | esta.cbp.dhs.gov(末尾が .gov) | .com など別のドメイン。名前に「ESTA」「公式」が入っていても公式ではない |
| 請求額 | 40.62ドル | 40.62ドルより多い。公式サイトのよくある質問は、多く払った時は外部サイトを使った可能性を挙げている |
| 検索結果の位置 | 自然検索の上位(公式サイト・在日米国大使館) | 最上部の「スポンサー」の欄 |
| メール | 申請番号と結果の通知だけ | 手数料を請求するメール。外務省は米国政府と一切関係ないと注意している |
| 旅行会社の代行 | (公式の外) | 正規のサービスもあり、代わりに出すこと自体は認められている。料金に代行料が乗る |
代行サイトで申請してしまった時は、公式サイトの「ESTAのステータス確認」で申請番号を入れ、ESTA が本当にあるか確かめます。外部サイトが入れた情報が正しいかは本人にしか確かめられず、誤りがあると米国に着いてから困ることになります。外部サイトに払ったお金は、CBP は払い戻せません。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問・在日米国大使館「ESTA(エスタ)申請」・外務省「ビザ免除プログラムを利用した米国への渡航」(2026年10月17日確認)
申請状況の確認と結果の見方

結果の通知はメールで届きますが、確実なのは公式サイトで確かめる方法です。
- 公式サイトのメニューから「ESTAのステータス確認」→「個人による申請のステータス確認」を開く
- パスポート番号・生年月日・申請番号を入れる
- 申請番号が分からない時は「申請番号がわかりません」から、パスポート番号・国籍・パスポートの発行日と有効期限・生年月日を入れる
| 画面の表示 | 意味 | 次にすること |
|---|---|---|
| 認証を承認 | ビザ免除プログラムで渡米できる。画面に有効期限が出る | 記録として印刷か保存しておく |
| 認証保留 | すぐに判定できず審査中。否定的な結果ではない | 判定が出たら通知が届く。ステータス確認で見直す |
| 渡航未承認 | ビザ免除プログラムでは渡米できない(入国の拒否ではない) | 米国大使館・領事館でビザを申請する |
承認の画面を印刷して空港に持っていく必要はありません。航空会社は渡航者の ESTA の状況を電子的に確かめられます。ただし、申請番号の控えとして印刷か保存はしておくよう公式サイトは勧めています。
「申請が見つかりません」「申請の有効期限が切れました」と出る時は、入れた情報が申請の時と1文字でも違っていることがあります。パスポートの表記どおりに入れ直します。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問(2026年10月17日確認)
ESTA の有効期限と再申請が要る時

ESTA の有効期限は、承認された日から2年か、パスポートの有効期限の早い方です。期間中は何回でも渡米できますが、1回の滞在は90日までです。
| こんな時 | どうなるか |
|---|---|
| 有効期限が近い | 期限の30日前に、申請したメールアドレスへ期限切れの通知が届く。延長や更新はできず、新しく申請する(40.62ドル) |
| 期限が30日以上残っているのに新しく申請した | 画面に警告が出る。進めると前の ESTA は取り消され、新しい申請の料金がかかる |
| 米国にいる間に期限が切れた | 出国には影響しない。有効であることが求められるのは米国に着いた時だけ |
| パスポートを替えた(切替更新・新規・紛失) | ESTA はパスポートにひもづくので、新しいパスポートで申請し直す |
| 氏名・性別・国籍が変わった | 新しく申請する |
| 適格性の質問への答えが変わった | 新しく申請する(感染症にかかった・有罪判決を受けた・対象の国へ渡航したなど) |
自分の ESTA の期限は、ステータス確認の承認の画面で確かめられます。パスポートの切替更新を予定している人は、パスポートの切替更新を済ませてから ESTA を申請すると、払い直しになりません。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問(2026年10月17日確認)
入力を間違えた・拒否された時

申請のあとで困りやすい場面と、公式サイトが示す次の手を並べました。
| 困った場面 | 次の手 |
|---|---|
| 支払いの前に間違いに気づいた | 確認の画面で直せる。ただし旅券番号・発行国・国籍・生年月日は直せない |
| 支払いの後にパスポートの情報を間違えた | 新しく申請し直す(料金がもう一度かかる。前の申請は取り消される) |
| 承認の後に連絡先を変えたい | 直せるのはメールアドレスと米国内の住所だけ。ステータス確認から更新する |
| 適格性の質問を間違えて答えた | 各ページの下にある CBP 情報センターのリンクから問い合わせる |
| 「この旅券番号による申請は既に存在します」と出る | 30日以上有効な承認がすでにある。続けると前の ESTA は取り消される |
| 渡航未承認(拒否)になった | 状況が変わらないまま申請し直しても拒否される。米国大使館・領事館でビザを申請する。偽った情報で申請し直すと、ビザ免除プログラムを使えなくなる |
| すぐに出発しなければならない | ビザの面接は翌日に取れるとは限らない。日程に余裕をもって申請する |
入力で先に進めない時は、旅券番号をスペースなしで、電話番号を「-」や「()」なしで入れ直します。名前はパスポートの下の機械読み取りの欄の綴りで入れ、特殊な文字は使えません。
申請の状況や拒否の理由は、在日米国大使館では答えていません。問い合わせ先は CBP(24時間対応の Travel Communications Center 1-202-325-8000、または CBP Info Center のフォーム)です。
出典:ESTA 公式サイトのよくある質問・在日米国大使館「ESTA(エスタ)申請」(2026年10月17日確認)
ESTA の申請でよくある質問
ESTA は何日前までに申請すればいいですか?
在日米国大使館は、航空券を予約した時に申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前に申請するよう強く勧めています。当日の申請では搭乗までに承認が出ないことがあり、承認が無いと飛行機に乗れません。
承認の画面は印刷して空港に持っていきますか?
持っていく必要はありません。航空会社は ESTA の状況を電子的に確かめます。申請番号の控えとして、印刷か保存しておくよう公式サイトは勧めています。
子どもや赤ちゃんにも ESTA は要りますか?
要ります。年齢に関わらず1人ずつ承認が必要で、子ども本人のパスポートで申請します。家族の分は「グループによる申請」でまとめて出せます。
米国で乗り継ぐだけでも ESTA は要りますか?
要ります。申請の「渡航情報」で「米国への訪問は、他の国への乗り継ぎのためですか?」に「はい」を選びます。
グアムやサイパンだけに行く時も ESTA は要りますか?
グアム・北マリアナ諸島ビザ免除プログラムで45日以内なら、ESTA ではなく「GUAM-CNMI ETA」で行けます(外務省の案内では申請料は無料・2024年10月1日現在)。米国本土やハワイへも回るなら ESTA が要ります。
まとめ
- 申請先は公式サイト esta.cbp.dhs.gov か公式アプリ「ESTA Mobile」だけ。40.62ドルより多い請求は代行サイトの疑い
- 料金は1回40.62ドル(2026年10月16日から)。拒否されても審査の分の10.62ドルはかかる
- IC旅券・メールアドレス・自撮り写真・カードかPayPalをそろえ、渡米日の72時間以上前に。結果はステータス確認で見る
- 有効期限は承認日から2年かパスポートの期限の早い方。延長はできず、切れる前に新しく申請する
- パスポートを替えたら ESTA も申請し直し。パスポートの手続きを先に済ませる
出典(2026年10月17日確認):ESTA 公式サイト(米国税関・国境取締局)・ESTA 公式サイトのよくある質問・在日米国大使館「ESTA(エスタ)申請」・外務省「ビザ免除プログラムを利用した米国への渡航」
