天草元気旅チャージ券は、熊本県天草市内の対象宿に泊まると、1人1泊の宿泊料金に応じて最大10,000円分のデジタル地域通貨「天草のさりー」がもらえるキャンペーンです。
宿泊対象は2026年9月11日(金)から12月28日(月)まで。予約サイトで取った予約でも対象で、宿泊の3日前までに申込フォームを送り、チェックイン時にフロントで券を受け取ります。
令和8年熊本地震で落ち込んだ観光需要を戻すための天草市の事業(がんばる天草応援事業)で、運営は天草宝島観光協会です。予算は累計2万件で、達した時点で予告なく終わります。
この記事では、いくらもらえるのか、申込から受け取り・利用までの流れ、対象の宿、注意点、2026年10月1日から始まる九州ふっこう応援割との関係を、観光協会の申込サイトと天草市の案内をもとに整理します。
宿を予約したあと、観光協会の申込フォームに宿泊の3日前までに申し込む必要があります。フォームでは宿泊者ごとの氏名・年齢・住所・1泊あたりの宿泊料金を入力します。
もう1つの前提が「天草のさりー」のスマートフォンアプリです。券のQRコードをアプリで読み取ってポイント化して使う仕組みなので、スマートフォンが無いと使えません。
- 特典:1人1泊の宿泊料金に応じて3,000/5,000/7,000/10,000円分のチャージ券(2026年9月11日〜9月30日宿泊分)。10月1日以降の付与額は調整中
- 宿泊対象:2026年9月11日(金)〜12月28日(月)。同一施設の連泊は最大3泊まで
- 予約:宿の予約は自分で(予約経路の指定なし)。宿泊の3日前までに申込フォーム
- 受け取り:チェックイン時に宿のフロントで。アプリ「天草のさりー」でQRを読み取ってポイント化
- 使える場所:天草市内の「天草のさりー」登録店(宿泊・飲食・レジャー・土産)。利用期限は2027年2月末
- 対象宿:申込フォームに載る天草市内25施設(本渡・下田温泉・牛深・﨑津など)
- 上限:予算額(累計2万件)に達し次第、予告なく終了
- 対象外:宿泊料が発生しない未就学児、日帰り、旅行会社名での申込
天草元気旅チャージ券(のさりー)とは?

天草市内の対象宿泊施設に泊まった人へ、宿泊料金に応じた額のデジタル地域通貨をプレゼントする仕組みです。地震の影響を受けた地域観光の復興を図る、という位置づけで始まりました。
| 名称 | 天草元気旅チャージ券(のさりー)プレゼントキャンペーン |
| 事業名 | がんばる天草応援事業(天草市) |
| 運営 | 天草宝島観光協会(申込サイト amakusa-coupon.com) |
| 対象 | 天草市内の対象宿泊施設に宿泊した人(1人あたり・宿泊料が発生する人) |
| 特典 | 1人1泊の宿泊料金に応じて最大10,000円分の「天草元気旅チャージ券」 |
| 宿泊対象期間 | 2026年9月11日(金)〜12月28日(月) |
| 付与額の確定分 | 2026年9月11日〜9月30日宿泊分(10月1日以降は調整中) |
| チャージ券の利用期間 | 2027年2月末日まで |
| 使える店 | 宿泊・飲食・観光レジャー・土産などの「天草のさりー」全登録店舗(店舗はアプリ内で確認) |
| 申込 | 宿泊の3日前までに申込フォーム。10名以上の団体・紙申請は別フォーム |
| 受け取り | 宿泊当日、チェックイン時に宿のフロントで |
| 上限 | 予算額(累計2万件)に達し次第、予告なく終了 |
| 連泊 | 同一施設での連泊は最大3泊まで発行対象 |
| 対象外 | 宿泊料が発生しない未就学児等/日帰り/旅行会社名等での申込(旅行会社手配でも旅行者個人名での申請は対象) |
「天草のさりー」は、天草市内の取扱事業所で使えるデジタル地域通貨です。スマートフォンアプリかマイナンバーカードに現金をチャージして買い物に使える仕組みで、市の各種事業のポイント交付にも使われています。今回のチャージ券は、このアプリにポイントとして入る形になります。
熊本日日新聞は、天草市が2026年8月28日に発表したこの観光支援策について、同日の市議会本会議で「スマホ用のアプリが必要でハードルが高い」と支給方法を疑問視する声が相次いだと報じています。使う側から見ても、アプリを入れられる人向けの支援だと最初に理解しておくのが大切です。
結論|宿泊料金15,000円以上の宿なら1人1泊1万円分。連泊は3泊まで
付与額は宿泊者1人あたりの宿泊料金で決まります。1泊2食の旅館やホテルで1人15,000円以上なら上限の10,000円分です。素泊まりの民宿でも、6,999円以下で3,000円分がもらえます。
| 1人あたりの宿泊料金(1泊) | チャージ券 | 宿泊料金に対する割合(下限額で計算) |
|---|---|---|
| 〜6,999円 | 3,000円分 | 6,999円なら約43% |
| 7,000円〜9,999円 | 5,000円分 | 7,000円なら約71% |
| 10,000円〜14,999円 | 7,000円分 | 10,000円なら70% |
| 15,000円〜 | 10,000円分 | 15,000円なら約67% |
この表は2026年9月11日〜9月30日宿泊分のものです。10月1日以降の宿泊分は「現在調整中」と表示されています。10月1日からは政府の九州ふっこう応援割(熊本県は60%補助)が始まるため、それとの重なりを見て決めるものと考えられますが、公式の説明はまだありません。
| あなたの旅程 | もらえる目安 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 2名で1泊2食の旅館(1人16,000円)に1泊 | 1人10,000円分×2名=20,000円分 | 宿を予約し、3日前までにフォーム申込。じゃらんや楽天トラベルで天草市の対象宿を探す |
| 家族4名(大人2・小学生2)で1人8,000円の宿に2泊 | 1人5,000円分×4名×2泊=40,000円分 | 小学生も宿泊料が発生すれば対象。連泊は3泊まで |
| ひとり旅・素泊まり6,000円 | 3,000円分 | 人数条件はないので1名でも対象 |
| 10月以降に天草へ | 付与額は調整中 | 公式サイトの更新を待つ。宿泊割引は応援割の受付状況を確認 |
申込から利用までの4ステップ
宿の予約は自分で行います。公式サイトには予約経路の限定は書かれていないので、予約サイト経由でも宿への直接予約でも構いません。ただし対象は申込フォームに載っている宿だけです。予約前に下の対象宿一覧を確認してください。
観光協会の申込サイトのフォームで、宿泊施設・チェックイン日・チェックアウト日・泊数、代表者と同行者の氏名・フリガナ・年齢・住所・電話・メール、1泊1人あたりの宿泊料金(税込)を入力します。一棟貸しや1室料金の宿は「宿泊総額」で入力し、人数と泊数で割って算出されます。
フォームの受付範囲は段階的に開いていて、確認時点ではチェックイン2026年9月30日・チェックアウト10月1日までが選べました。10月以降の宿泊は、付与額の確定とあわせて受付が広がるはずです。
券は宿泊当日、宿泊施設のフロントで発行されます。事前に郵送されるものではありません。同一施設の連泊は最大3泊分まで発行対象です。
専用アプリ「天草のさりー」を入れ、券のQRコードからポイントを取得します。使える店はアプリ内の一覧で確認します(公式サイトには店舗一覧がありません)。利用期限は2027年2月末日なので、旅行中に使い切れなくても年明けの再訪で使えます。
アプリの入れ方やチャージ・支払いの手順は天草市公式の「天草のさりー」案内にまとまっています。旅行前に入れておくと、チェックイン時にそのまま読み取れます。
対象の宿|申込フォームに載っている天草市内25施設
申込フォームの「宿泊施設名」で選べるのは次の25施設です(2026年9月1日の確認時点)。本渡のシティホテルから下田温泉の旅館、牛深や﨑津の民宿まで、天草市内の各エリアに分かれています。
| 種別 | 施設名 |
|---|---|
| ホテル | ホテルアレグリアガーデンズ天草/天草プリンスホテル/天草プラザホテル/プラザホテル アネックス/アマクササンタカミングホテル/望洋閣 |
| 旅館 | 旅館 有明荘/旅館 伊賀屋/旅館 はまさき/花菱旅館/栄美屋旅館/松屋旅館/和み宿 新和荘 海心/湯本の荘 夢ほたる/味の宿 海王亭 |
| 民宿・その他 | 民宿 生吉/民宿 イルカ館/民宿 海の宿 やませ/民宿 すずや/民宿 ふくまつ/民宿 まきしま/仕出し民宿 泉/くつろぎの宿マルコ/エンジョイもりえだ/﨑津ハウス |
一覧は追加・変更される可能性があります。予約前に申込サイトの選択肢に宿の名前があるかを確認してください。予約サイトで宿を探す場合は、この一覧の名前で照合します。
「天草のさりー」で何ができるか|宿の支払いにも使える
天草のさりーは、天草市内の飲食店・カフェ・土産店・レジャー施設など市内950店舗以上(2025年3月末時点、観光協会の案内)で使えるデジタル地域通貨です。今回のチャージ券は、このアプリのポイントとして入ります。
観光協会は、天草のさりーで宿泊料金を支払える宿の一覧も公開しています。地域通貨「天草のさりー」が使えるお宿一覧(2026年8月31日時点)に載っている宿なら、予約時に「現地払い」を選べばチェックイン・チェックアウト時に天草のさりーで支払えます。クレジットカードなどの事前決済では使えません。
予約前チェックリスト|対象外になる条件
- 宿は申込フォームに載っている対象施設か(天草市内でも一覧に無い宿は対象外)
- チェックイン日が2026年9月11日〜12月28日か。9月11日より前・12月28日より後の宿泊は対象外
- 宿泊の3日前までに申込フォームを送ったか
- スマートフォンに「天草のさりー」アプリを入れられるか(券はアプリでポイント化して使う)
- 宿泊料が発生しない未就学児は対象外。日帰りも対象外
- 同一施設の連泊は最大3泊まで
- 旅行会社名での申込は対象外(旅行会社手配でも旅行者個人の氏名で申請すれば対象)
- 10名以上の団体・紙での申請は専用の団体申請フォームから
- 予算(累計2万件)に達すると予告なく終了。チャージ券の利用期限は2027年2月末
個人情報の扱いも書かれています。申請書に入力した情報は、宿泊施設と券の発行のために共有され、券発行以外の目的には使われないと書かれています。
九州ふっこう応援割との関係|10月以降の付与額は調整中
2026年10月1日宿泊分から、政府の九州ふっこう応援割が始まります。旅行・宿泊料金の50%(熊本県は60%)を補助する制度で、上限は1人1泊2万円など3段階です。天草元気旅チャージ券の宿泊対象期間は12月28日までなので、10月1日〜12月28日は両方の期間が重なります。
| 天草元気旅チャージ券 | 九州ふっこう応援割 | |
|---|---|---|
| 実施 | 天草市(運営は天草宝島観光協会) | 国(観光庁)が各県に交付、県が実施 |
| 形 | 宿泊後に地域通貨で還元(宿泊代は満額払う) | 旅行・宿泊料金そのものの割引 |
| 宿泊対象 | 2026年9月11日〜12月28日 | 2026年10月1日宿泊分から(予約開始日は県別) |
| 額 | 1人1泊 3,000〜10,000円分(9月分)。10月以降は調整中 | 50%(熊本県は60%)・上限1人1泊2万円など |
| いま分かる情報 | 観光協会の申込サイト | 制度の解説/受付状況まとめ |
9月中に天草へ行くなら、宿泊割引はまだ無い時期なので、このチャージ券が主役です。10月以降は応援割で宿泊代を下げたうえでチャージ券も受け取れるかが焦点になりますが、10月分の付与額と併用の扱いは公式の更新待ちです。
なお、天草市の隣の上天草市は別の自治体で、別のキャンペーン(「ナナメ上↗上天草」観光応援クーポンなど)を実施しています。上天草市では2026年9月4日〜30日の宿泊を対象に、宿泊料金の半額(1人上限2万円)を助成する「上天草泊まって応援!」復興宿泊キャンペーンも始まっています。天草市の宿かどうかは対象施設一覧で判断してください。熊本県内の他の支援は熊本県の旅行支援・宿泊割引クーポンまとめと阿蘇ふっこう割まとめにあります。
よくある質問
楽天トラベルやじゃらんで予約しても対象ですか?
公式サイトには「ご自身で宿泊施設をご予約ください」とあり、予約経路の限定は書かれていません。対象施設であれば予約サイト経由でも対象と読めます。心配な場合は申込前に宿へ確認してください。
熊本県外に住んでいても対象ですか?
居住地の条件は書かれていません。申込フォームの住所欄は全国の都道府県から選べます。
子どもも対象ですか?
宿泊料が発生する人が対象です。宿泊料が発生しない未就学児などは対象外です。小学生でも宿泊料が発生していれば、その料金に応じたチャージ券が発行されます。
スマートフォンが無くても使えますか?
券のQRコードを「天草のさりー」アプリで読み取ってポイントを取得する仕組みなので、スマートフォンが前提です。10名以上の団体や紙での申請は団体申請フォームから相談できると案内されています。
チャージ券は宿泊代に使えますか?
天草のさりーの支払いに対応している宿なら、現地払いの宿泊料金に使えます(観光協会が対応宿の一覧を公開)。クレジットカードなどの事前決済には使えません。
10月以降に泊まる場合はいくらもらえますか?
2026年10月1日〜12月28日宿泊分の付与額は「現在調整中」と表示されています。9月30日までの付与額(3,000〜10,000円分)と同じとは限りません。公式サイトの更新を待ってください。
九州ふっこう応援割と一緒に使えますか?
制度は別で、期間は2026年10月1日から重なります。併用に関する公式の案内はまだありません。応援割は宿泊料金の割引、チャージ券は宿泊後の地域通貨還元なので仕組みとしては別物です。
まとめ|宿を取ったら3日前までに申込。券は2月末まで使える
- 天草市内の対象宿25施設に泊まると、1人1泊の宿泊料金に応じて3,000〜10,000円分の「天草のさりー」チャージ券(2026年9月11日〜30日宿泊分。10月以降は調整中)
- 宿泊対象は2026年9月11日〜12月28日。連泊は3泊まで、予算は累計2万件で終了
- 予約は自分で(予約サイト可)→ 宿泊3日前までにフォーム申込 → チェックイン時に受け取り → アプリでポイント化
- 使えるのは天草市内の登録店。宿の現地払いにも使える。利用期限は2027年2月末
- 2026年10月1日からの九州ふっこう応援割とは別制度。併用の扱いは公式待ち


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