Grabの領収書の出し方|メール・再送・6か月分のPDF・会社名【2026年】

Grab(グラブ)は、シンガポール・タイ・マレーシア・ベトナムなど東南アジア8か国で使える配車アプリです。旅行や出張で、空港から宿まで、宿から取引先までGrabで車を呼んだ時の乗車の領収書を、どこで受け取り、なくした時はどうし、帰国してから会社の精算にどう使うかを、Grabの国ごとのヘルプセンターと国税庁のタックスアンサーで2026年10月21日に確かめてまとめます。

30秒で全体像
  • Grabの領収書は紙ではなくメール。乗るたびに、登録して確認を済ませたメールアドレスにe-receipt(電子の領収書)が届く
  • 届かない・消した時は、アプリのアプリのアカウント(プロフィール)→[Help Centre]から乗車を選んで[Send Receipt]で1回分を送り直せる
  • 何回分かをまとめたい時は、パソコンのブラウザから過去6か月・1回300件までをPDFにできる。6か月より前は取れない
  • 宛名や会社名を書く欄は無い。会社の精算が多い人は、乗る前にBusiness Profileに切り替えると領収書に「BUSINESS」と出る
  • 東南アジアで乗ったGrabの料金は、日本の消費税の対象外(国外取引・不課税)。日本のインボイス(適格請求書)の話にはならない

本記事は旅行系メディア「リョコウイキタイ」編集長として、年間200泊・国内47都道府県・海外72ヶ国の旅行歴をもとに、Grabのヘルプセンター(シンガポール・マレーシア・タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンの英語版)と日本語の案内ページ、国税庁のタックスアンサーを2026年10月21日に読み合わせて整理しています。Grabのヘルプに日本語版は無いため、英語の文を訳して書いています。国ごとに違う所は国名を付けています。

Grabは日本国内では使えません。日本語の案内ページで対応している国は、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナム・フィリピン・カンボジア・ミャンマーの8か国です。アプリの表示は日本語に切り替えられます。日本国内で配車アプリを使った時の領収書は、GO・Uber・DiDiの記事にまとめています。

出典(2件・2026年10月21日確認)

Grab ヘルプセンター(英語・国ごと)

Grab 公式サイト

もくじ

Grabの領収書 困りごと別の早見表

Grabの領収書 早見表。受け取り方は3つ

困っていることから、答えと詳しい節を引けるようにしました。

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困っていること答え詳しく
領収書はどこでもらう?乗るたびにメール(e-receipt)で届くメールで届く
メールが届かないメールアドレスの確認(認証)が済んでいないと送られない届かない時
あとから1回分が欲しいアプリのアカウント(プロフィール)→[Help Centre]から[Send Receipt]再送
何回分かをまとめたいパソコンで過去6か月・300件までPDFまとめてPDF
タクシーで乗った・現金で払った国と車の種類で違う。シンガポールのタクシーは車内の紙タクシーと現金
宛名・会社名を入れたい欄は無い。Business Profileで「BUSINESS」の表示宛名・会社名
カードの明細と金額が合わない外貨の決済手数料・通行料・円への換算金額の内訳
日本のインボイスが要ると言われた海外で乗った分は日本の消費税の対象外インボイス
会社でまとめて精算したいGrab for Business・経費システムとの連携出張の精算

受け取り方は3つ

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受け取り方いつ・どこで向いている時
メール(e-receipt)乗るたびに、登録したメールへ毎回の保存
再送(Send Receipt)あとからアプリのアカウント(プロフィール)→[Help Centre]で1回分ずつ1回分をなくした時
一括のPDFパソコンのブラウザで、過去6か月・1回300件まで帰国後にまとめて精算

乗るたびにメールで届く(e-receipt)

Grabの領収書は乗るたびにメールで届く

Grabの領収書は、乗車が終わるたびに、アプリに登録したメールアドレスへ届きます。確認(認証)が済んでいないメールアドレスには送られません。出発の前に、日本で済ませておくと安心です。

STEP
メールアドレスを入れる

アプリの[Account](またはプロフィール)→[Edit Profile]で、領収書を受け取るメールアドレスを入れて[Save]。

STEP
確認のメールを開く

no-reply@grab.com から届くメールの[Verify Email Address]を押す。このメールの有効期限は48時間。

STEP
緑のチェックを確かめる

プロフィールのメールアドレスの横が緑のチェックなら確認済み。黄色の「!」なら未確認。

メールアドレスは1つだけ登録できます。GoogleやFacebookでログインしている時は、そのメールアドレスが確認済みになっています。

領収書に載ること

シンガポールのヘルプでは、乗車の領収書に次のことが載ると案内しています。

  • 合計の料金
  • 乗った日時
  • ドライバーの名前と車両
  • 予約コード
  • 乗った場所と降りた場所
  • 支払い方法
  • 料金の内訳(基本の料金・特典やプロモの値引き・通行料・追加料金・外貨の決済手数料)

メールに付いたページをPDFで保存するか印刷すると、精算の書類として出せます。

領収書のメールが届かない時

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確かめることすること
メールアドレスの確認が済んでいないプロフィールで黄色の「!」なら、[Request another verification email]で確認のメールを送り直す
確認のメールの期限(48時間)が切れた古い確認のメールを消して、アプリから新しく送り直す
迷惑メールに入っているno-reply@grab.com からのメールを探し、迷惑メールでないと設定する
別のメールアドレスで登録したほかのメールの受信箱も見る。打ち間違いも確かめる
過去の乗車の分が来ていない確認を済ませた後に、次の節の[Send Receipt]で1回分ずつ送り直す

Grabの領収書はあとから出せる?1回分を再送する

Grabの領収書をあとから再送する

あとから送り直せます。「再送はできない」と書かれていることがありますが、Grabのヘルプは、過去の乗車を選んで領収書をメールに送り直す手順を案内しています。

STEP
ヘルプセンターを開く

アプリのアカウント(プロフィール)→[Help Centre]を開く。

STEP
乗車を選ぶ

[Recent Activities](最近の利用)から乗車を選ぶ。出ていない時は[View all]ですべての履歴を出す。

STEP
領収書の案内を選ぶ

乗車の下の記事から「I’d like an email copy of my receipt」(領収書のメールの写しが欲しい)を選ぶ。

STEP
[Send Receipt]を押す

確認済みのメールアドレスに、その乗車の領収書が届く。

ヘルプセンターのチャットで乗車を選び「receipt」と打つと出る[Email receipt]からも送れます(シンガポールのヘルプ)。インドネシアのヘルプでは、アプリの[Activity]から乗車を選び、[Report a Problem]から送る道も案内しています。

アプリの[Activity]→[History]では、過去6か月の乗車の日時・予約番号・ナンバー・料金・支払い方法・乗降の場所が見られます。画面のスクリーンショットより、送り直したメールの領収書の方が精算の書類として整っています。

過去6か月分をまとめてPDFにする

Grabの領収書を過去6か月分まとめてPDFにする

出張で何回も乗った時は、パソコンのブラウザから、期間を決めて乗車の明細を1つのPDFにできます。ベトナムのヘルプはこの出力をパソコンのブラウザだけとし、インドネシアのヘルプもパソコンのブラウザで開くよう案内しています。

STEP
ヘルプの記事からログインする

パソコンのブラウザでGrab ヘルプ(シンガポール)「Retrieve detailed Grab transaction history」を開き、記事の下のログインボタンからGrabのアカウントでログインする。

STEP
期間と種類を選ぶ

期間を選ぶ。個人(Personal)とビジネス(Business)の別、サービスの種類で絞り込める。

STEP
[Submit]で確かめる

[Submit]を押すと、選んだ期間の明細が画面に出る。

STEP
[Print]でPDFにする

[Print]を押し、印刷の画面で「PDFとして保存」を選ぶ。

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決まり内容
取れる期間過去6か月まで。それより前の分は取れない
1回に出せる件数300件まで。多い時は期間を分けて何回かに分ける
1回分だけ欲しい時両方の日付に同じ日を入れる。その日の分がまとめて出るので、1回分だけなら前の節の再送の方が早い
海外で使った分6か月以内なら見られる(タイのヘルプ)

「2か月前までしか見られない」「まとめて出せない」と書かれていることがありますが、Grabのヘルプは6か月・300件までのPDFを案内しています。6か月を過ぎると取れなくなるので、帰国したら早めに出しておくと安心です。

タクシー(メーター)や現金で払った時の領収書は?

タクシーや現金で払った時のGrabの領収書

Grabでは一般の車のほか、タクシーも呼べます。タクシーで乗った時や現金で払った時は、国によって扱いが違います。ヘルプで取れた国の分だけ並べます。

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場面公式の案内
シンガポールでタクシー(メーター)に乗ったタクシーの領収書は乗車の時に車内で出るもので、Grabはあとから印刷し直せない。乗った証明が要る時は、ヘルプのフォームからTrip Endorsement Letter(乗車の証明書)を頼む(ナンバー・乗降の場所と日時・料金・支払い方法を入れる)
フィリピンで公式の領収書(Official Receipt)が要るOfficial Receiptの発行は加盟店(merchant)の責任。受け取っていない時は加盟店に頼む
ベトナムでタクシー(GrabTaxi)に乗ったGrabのVATインボイスは運賃には出さず、プラットフォームの料金などだけ
現金で払ったGrabPay(アプリの財布)の取引の履歴には出ない。乗車の履歴(Activity)と領収書のメールで確かめる

インドネシアのヘルプは、メールの確認が済んでいれば、完了した予約ごとにe-receiptを送ると案内しています。現金の乗車でも、まずメールとアプリの履歴を確かめ、それでも足りない時は上の国ごとの書類を頼みます。

Grabの領収書に宛名・会社名は入れられる?

Grabの領収書の宛名・会社名とBusiness Profile

Grabのヘルプが挙げる領収書の項目に、宛名(お客さんの名前・会社名)を入れる欄はありません。会社の精算で仕事の乗車を分けたい時は、アプリのBusiness Profileを使います。

  • アプリのプロフィール →[Business Profile](Business Centre)で、会社やプロジェクトの情報とメールアドレスを入れて作る
  • 予約の前に、支払いの画面で「Personal(個人)」と「Business(仕事)」を切り替える。決済が終わる前なら切り替えられる
  • Businessで乗った分の領収書には「BUSINESS」と表示され、Business Profileのメールに届く
  • 乗った後に気づいた時は、[Activity]から乗車を選んで個人から仕事に切り替えられる(払った方法は戻らない・シンガポールのヘルプ)

ベトナムでは、Business Profileに会社の税番号を入れておくと、会社名と住所の入ったVATインボイスがBusinessの乗車ごとに届きます。登録より前の乗車には出ません(次の節)。

金額が明細と合わない時(外貨の決済手数料・通行料)

Grabの領収書の金額の内訳。外貨の決済手数料・通行料

Grabの領収書の合計と、日本のカードの明細の額が合わないのは、主に次の理由です。

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理由中身
外貨の決済手数料日本など外国で出したカードで払うと、手数料が料金に足される。予約の画面と領収書の内訳に出る
通行料・追加料金高速道路の料金や国ごとの追加料金は、内訳の「Tolls & Others」などに入る
特典・プロモの値引き内訳に値引きの額が出る。合計は値引きの後の額
円への換算領収書は現地の通貨。カードの明細の円の額は、カード会社の換算の日とレートで決まる

外貨の決済手数料(国ごと)

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国外国のカードで払った時始まった時期
シンガポール5%2026年9月1日から
マレーシア3%2024年3月4日から
タイ3%記載なし
ベトナム4%(付加価値税を含む・決済の仲介会社Moca)記載なし
フィリピン3%2024年3月4日から
インドネシア率の記載なし(決済の前に表示)記載なし

どの国も、現地で出したカードと現金で払った時はこの手数料はかからない、と案内しています(ほかにシンガポール・マレーシア・タイ・フィリピンはGrabPay、インドネシアはOVO、ベトナムはZaloPay・MoMoなど)。取引が失敗した時は、手数料も全額戻ります。ベトナムでVATインボイスを受け取る設定にしていると、手数料の分はMocaから別のインボイスが届きます。

精算で円の額を書く時に、領収書の現地の通貨とカードの明細のどちらを使うかは、会社の決まりで決まります。両方を残しておくと安心です。

日本のインボイス(適格請求書)は要る?国ごとの税の請求書

Grabの領収書と日本のインボイス。海外の乗車は不課税

国税庁のタックスアンサー(No.6210)では、国外取引には消費税はかからない(不課税)とし、サービスの提供が国内か国外かは、原則としてサービスが行われた場所で決めるとしています。東南アジアで乗ったGrabの料金はこれにあたり、日本の消費税がかからない取引です。日本の消費税の仕入税額控除のためのインボイス(登録番号の入った適格請求書)を求める話にはなりません。精算に要るのは、乗った事実と金額を示す領収書です。

海外の予約サイトで先に払った宿のインボイスの扱いは、ホテルの領収書の出し方にまとめています。

現地の税の請求書(マレーシア・ベトナム)

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国書類受け取り方
マレーシア月1回のe-invoice(税務当局の電子インボイス)ヘルプのフォームで1回申し込むと、その月の取引をまとめた1通がメールで届く。毎月25日締め。登録の電話番号は60(マレーシアの番号)で始まる必要がある
ベトナムVATインボイス(電子)Business Profileに税番号を入れ、予約の前にBusinessを選んだ乗車ごとにメールで届く。Personalの乗車と、登録より前の乗車には出ない

マレーシアのヘルプは、乗るたびのメールの領収書も、会社の経費の申請の裏付けに使えると案内しています。ほかの国(シンガポール・タイ・インドネシアなど)について、個人の旅行者が税の請求書を頼む手順は、ヘルプで見つけられませんでした(2026年10月21日時点)。現地の会社の経費として精算する時は、その会社の経理に先に確かめます。

出張の精算(Grab for Business・経費システム)

出張の精算とGrab for Business

会社で使う時の仕組みは2つあります。

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仕組み払う人向いている人
Grab for Business会社(会社のカード・請求書)会社として契約し、社員の乗車をまとめて払う
Business Profile自分(個人のカードなど)立て替えて、あとで会社に精算する
  • Business Profileの乗車は、領収書がBusiness Profileのメールに届き、月ごとか週ごとのまとめの明細も届く(頻度は設定で「Never・Monthly・Weekly」から選ぶ)
  • Grab for Businessの画面(business.grab.com)では、期間を選んで明細をPDFかCSVで取り出せる
  • 経費システムのSAP Concur・Expensify・Chrome Riverとつなぐと、乗車の領収書がそのシステムに送られる。Business Profileのメールと経費システムのメールを同じにする
  • 特典の値引きを使った時は、値引きの後の額が経費システムにも入る

出張の宿の領収書と、海外の予約サイトで払った宿の扱いはホテルの領収書の出し方、飛行機の領収書はJALの領収書にまとめています。

Grabの領収書でよくある質問

Grabは日本で使えますか?

使えません。日本語の案内ページで対応している国は、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナム・フィリピン・カンボジア・ミャンマーの8か国です。アプリは現地に着いてから開くと、その国のサービスに切り替わります。

Grabの領収書はドライバーからもらえますか?

Grabが案内している領収書は、乗るたびに登録したメールアドレスに届くe-receiptです。シンガポールでタクシー(メーター)に乗った時は、乗車の時に車内で領収書が出ます。

GrabのレシートのPDFはどうやって保存しますか?

1回分は、メールで届いた領収書を印刷の画面で「PDFとして保存」にします。何回分かは、パソコンのブラウザでヘルプの記事からログインし、期間を選んで[Print]からPDFにできます(過去6か月・1回300件まで)。

Grabの領収書はいつまで出せますか?

アプリの履歴と、まとめて出すPDFは過去6か月までです。6か月より前の分は取れないので、帰国したら早めに出して保存しておくと安心です。

Grabの領収書はパソコンから出せますか?

まとめて出すPDFは、パソコンのブラウザから出します。1回分を送り直す[Send Receipt]は、アプリのヘルプセンターから行います。

まとめ

  • Grabの領収書は乗るたびにメールで届く。メールアドレスの確認(緑のチェック)は出発の前に
  • 届かない・消した時は、アプリのアカウント(プロフィール)→[Help Centre]から乗車を選んで[Send Receipt]
  • まとめて出す時は、パソコンのブラウザで過去6か月・1回300件までのPDF
  • 宛名を書く欄は無い。会社の精算はBusiness Profile(「BUSINESS」の表示・経費システムと連携)
  • 海外で乗った分は日本の消費税の対象外で、日本のインボイスの話にならない。出張の宿はホテルの領収書の記事も

日本の出張先でタクシーに乗った時の領収書(車内で払った時の紙・GOやS.RIDEなど日本の配車アプリ・インボイス)はタクシーの領収書のもらい方にまとめています。

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この記事を書いた人

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