2023年3月27日から海外旅行や海外出張に必要な「パスポートの更新(切替)申請」がオンラインでもできるようになりました。
そのため、オンラインで更新申請を行えば、窓口に行くのが受取時の1回のみとなります。(通常は申請時と受取時の2回必要)
メリットとしては、申請時に手続き窓口へ出向く必要がないため、長蛇の列に並んだり、ムダな時間をかけずにパスポートの更新ができる点です。
パスポートの更新をオンライン申請するのは、圧倒的時短です!
そこで当ページでは、パスポートの更新をオンラインで申請するために必要な書類や条件を挙げながら、流れや手順を網羅して分かりやすくご紹介します。
パスポート更新のオンライン申請が利用可能な人の条件と対象者
全ての人がパスポートの更新をオンライン申請できるわけではありません。
条件と対象者が定められています。
条件
- パスポートが失効していないこと
- 本籍地、戸籍上の氏名・性別に変更がないこと
- マイナンバーカードを持っていること
- マイナポータルアプリ対応のスマートフォンを持っていること
※未成年(18歳未満)場合は親権者の同意が必要
パスポートのオンライン申請は、上記4つの条件を全てクリアしている必要があります。
対象者
下の2つのパターンのうち、いずれかに該当する方のみ可能です。
- パスポートの残存有効期間が1年未満となった場合
- 査証欄の余白が見開き3ページ以下になった場合
一部の府県を除き、初めてパスポートを申請する場合、所持しているパスポートが失効している場合、戸籍上の氏名や本籍地に変更があった場合などは、オンライン申請の対象外。
パスポートの更新をオンラインで申請する手順
手順は下の5ステップです。
- 申請に必要なものを準備
- マイナポータルアプリからログイン
- パスポートの更新を選択
- 画面の案内に沿って必要事項を入力
- 申請データを提出
- パスポートの受取窓口で手数料を支払って受け取る
一つずつ詳しく解説します。
手順①:申請に必要なものを準備
- 有効期間内のパスポート
- 申請者のマイナンバーカード
- 利用者証明書用電子証明書パスワード(数字4桁)
- マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号(半角6~16文字の英数字)
- マイナポータルアプリ対応のスマートフォン
- マイナポータルアプリのインストール
申請前に準備しておきましょう。
パソコンからでも申請手続きできますが、申請時にマイナポータル対応のスマートフォンでマイナンバーカードやパスポートの読み取りが必要です。
自分が持っているスマートフォンがマイナポータルに対応しているかどうかは、下のページで確認できます。
iPhoneは、iOS 14以上がインストールされたiPhone 7以降の機種で可能。
手順②:マイナポータルアプリからログイン
申請に必要なものを準備できたら、マイナポータルアプリからログインします。
マイナポータルアプリをインストールしていない場合は、下のリンク先からダウンロードできます。
手順③:パスポートの更新を選択
ログイン後、パスポートの更新を選びます。
パスポートの更新ページは、画面右上「メニュー」> 「パスポート申請」から進めます。
手順④:画面の案内に沿って必要事項を入力
自分の顔写真の撮影、自分の署名(サイン)の撮影、申請者情報(氏名、本籍など)を入力、マイナンバーカードやパスポートの読み取りをします。
画面の案内に沿って簡単にできます。
手順⑤:申請データを提出
署名用電子証明書を付与し、申請データを提出すれば申請完了です。
手順⑥:パスポートの受取窓口で手数料を支払って受け取る
パスポートの交付予定日は、マイナポータルに通知されます。
交付予定日以降に、パスポートの受取窓口に出向いて受け取ります。
受け取り時に、パスポートの受取窓口で手数料を支払います。
手数料は下のとおり。
- 10年間有効:16,000円
- 5年間有効(12歳以上):11,000円
- 5年間有効(12歳未満) :6,000円
- 残存有効期間同一旅券:6,000円
手数料の支払い方法は、現金のほか、一部の窓口ではクレジットカードでも支払い可。
パスポートのオンライン申請は更新(切替)しかできないの?
一部の府県では、パスポートの新規申請・紛失届及び新規申請・氏名や本籍等の変更ができます。
詳しくは、各都道府県のパスポート申請窓口にて確認できます。
パスポートの更新をオンライン申請する際のよくある質問
まとめ
パスポートの更新はオンライン申請が便利です。
手数料は変わりませんが、圧倒的に時間短縮できます。
パスポートの切替をすると、電子ギフト8000円分もらえるキャンペーンも実施中なので、合わせてチェックしてみてくださいね。
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